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【メーカー再生品】越前康継御紋康継初代下坂市左衛門長曽祢興正伊地知美行作薩摩拵薩摩島津家〔検索：鍔・目貫・縁頭・刀・太刀・脇差・短刀・槍・甲冑〕刀、太刀

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販売価格：: ￥73920税込
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越前康継、長曽祢興正、刀身全体、白鞘

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越前康継、長曽祢興正、刀身茎裏表

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越前康継、長曽祢興正、刀身中程裏表

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越前康継、長曽祢興正、刀身鋒裏表

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越前康継、長曽祢興正、刀身全体裏表

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群馬縣第一六二二号昭和26年3月31日

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朱皺塗鞘突兵拵は別出品となります。

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朱皺塗鞘突兵拵は別出品となります。

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朱皺塗鞘突兵拵は別出品となります。

【所見】

刃長：二尺三寸〇分有之
反り：四分五厘有之
刃文：湾れを主調に互ノ目、尖りごころの刃などを交え、刃縁は小錵が厚く付いて匂いが深く、互ノ目の足が入る。
帽子：直ぐ刃調となり中丸に返る。
目釘孔：弐個
登録：群馬縣第一六二二号昭和26年3月31日
備考：金一重時代ハバキ、時代上白鞘、木綿袋附帯
由来：薩摩島津家所縁、長曽祢興正として家伝
【特徴】

越前康継（えちぜんやすつぐ）は安土桃山時代から江戸時代の越前國及び武蔵國の刀工で越前下坂派の棟梁格として名を相伝し幕末まで江戸徳川幕府御用鍛冶を務めた家系である。新刀期に於ける武蔵國の中心地であった江戸は徳川幕府のお膝元であり質実剛健を旨とした勇猛な三河武士の好みに応じて武用を重視した業物がことの他好まれた。御紋康継初代下坂市左衛門は初銘を肥後大掾下坂といい近江國の出身で結城秀康公に抱えられて越前國に移住し古作相州伝法に範を採り徳川幕府の御用鍛冶に選ばれて徳川家康公より「康」の字を給わりさらには葵門を彫ることを許された名門である。康継二代下坂市之丞は初代の長男で父同様に隔年ごとに出府して江戸神田紺屋町に住み幕府の御用を勤めて幕命に依り元和九年より江戸詰となり定住している。正保三年二代康継没時は長男の右馬助が十七歳の若年で幕府の御用が勤まらず二代の弟（初代康継の三男）である四郎右衛門との間で後継問題が起こり江戸と越前の二派に分家している。二代の長男右馬助は江戸三代を継いで以降十二代続き四郎右衛門は越前三代となり九代まで続いている。康継本来の作風は美濃関鍛冶風の板目肌に湾れに互ノ目が交じり砂流しのかかる刃文を焼く。駿府記によれば元和元年（1615年）閏六月十六日に二条城にて大坂城落城の際焼身となった名物や天下の名刀類の捜索と再刃を承っている。これを機にそれらの写し物も手掛けるようになったため相州貞宗をはじめとする相州伝の作風を学び取った影響が出ている。本作は長曽祢興正として伝来した一刀であるが作風から越前康継の一作である。流石は高位名工の作で覇気に満ち溢れており身幅・重ね共にしっかりとして体配が美しく地鉄も良く整った文句なしの越前康継である。現状未鑑定ではあるが出来素晴らしく自信を持って日本美術刀剣保存協会（刀剣博物館）の保存審査合格を補償する。同時出品中の「伊地知美行（花押）朱皺塗鞘波千鳥図金具突兵拵」に納められていた名刀で内外共に一片も損なわれることなく現存しており大変貴重である。総金具が薩摩拵の掟通り堅牢な鉄地であり所々に丸に十文字家紋が配されている点から薩摩島津家所縁の佩刀であることは間違いない。是非とも蒐集品の列に加えて出世させていただきたい。高齢となり管理が難しいため蒐集家に是非ともお譲りしたい。※貴重な文化財として手入れ・保存が出来る御方のみご参加下さい。