春夏新作モデル 23100082.パームス◇シルファー SYCVi-53UL◇グラスを越えた革新的なフィーリング◇3年間保証付き 2ピース

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1969-12-25

日本交通公社出版事業局（現在のJTBパブリッシング）が出版した、昭和50年3月の国鉄全国ダイヤ白紙大改正に向けた、交通公社の全国大型時刻表（現在のJTB時刻表）の電子書籍版です。 メインは山陽新幹線博多までの全線開業になりますが、全国に広がった急行列車網が少しずつ特急列車へと変貌を遂げるキッカケが見えつつあります。東海道・山陽新幹線各駅から接続する地方への乗り継ぎ優等列車を示した、早見時刻のページ増加が、特に印象深いです。 全席座席指定が建前だった特急列車に自由席が導入されて、自由席特急料金が一般的になったのもこの時代からで、特急の一般大衆化、それに伴う急行列車の特急列車格上げも、少しずつですがこの時刻表から読み取れます。 長距離を漫然と走っていた普通列車も、この時代から地方ごとに分割運転されて、細切れ状態になりつつあります。都会の通勤電車では中央線東京方面への特別快速電車、関西圏を走る東海道・山陽本線の新快速など、現在も残る通勤電車の速達化も、この時代から本格導入をされつつあります。 若者たちの北海道旅行ブームに乗って、北海道均一周遊券（のちの北海道ワイド周遊券）の充実など、割安な乗り放題タイプの企画乗車券類が充実したのも、この時代の特徴です。北海道均一周遊券を受ける道内には急行列車普通列車の夜行列車が多く運転されて、それらを宿代わりに旅行する「カニ族」もこの時代の特徴です。 4人程度の小旅行に便利な、昭和47年10月号掲載のエコノミークーポン（エック）旅行の推奨記事は、本号では本文赤いページに移動して、その普及率が高まっている事を伺わせています。団体旅行よりも、小グループによる個人旅行が主体となりつつある時代背景を表しています。 昭和40年台後半に続いた地方のローカル私鉄廃止傾向は小休止、大分交通耶馬溪線など一部を除いては、ほぼこのまま昭和50年台を走り続けます。ローカルバス路線は、そのローカル鉄道の廃線代替路線バスも統合して、まだまだ元気です。 一方で、カーフェリー業界と定期航路業界の再編が進み、石油ショックに伴い一部の不採算航路が少しずつ廃止の道を辿りつつあり、船舶業界の多難な未来を暗示させます。 旅行に対応する宿泊施設広告も、既存の旅館ホテルだけでなく、若者たち向けの公営ユースホステルや国民宿舎や休暇村の広告ページが見付かり、多様性が目立っています。

• けぬ1224
• 24歳
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★★★★★

1969-12-30

過去30年間にわたる、JR各社の各エポックについて、当時の背景を時刻表を交えて解説してくれる一冊です。

• うちん
• 32歳
• アトピー
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